船舶において生じた廃油は、海洋汚染の防止の一環として「海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律(海防法)」において、排出が原則として禁止されています。受入処理を行うためには適切な計画を有し、廃油処理施設が国土交通省令で定める技術基準に適合する必要があり、極めて公共性の高い事業と言えます。
当社は国土交通省より許可を受け、特殊吸引車で国内外各種船舶の廃油の収集・処理を行っております。また、外国船舶の場合には必要な通関手続きも実施致します。
Services
事業内容
船舶廃油処理・その他事業
海が近い北九州ならではの廃棄物や
その他環境に関する取り組みにも応え
あらゆる側面から未来を守る
国土交通省から許可を受け、国内外の船舶廃油処理を行っています。また、工場内の薬品タンクや側溝清掃等の化学洗浄、自社の環境目標達成に向けた講習講師なども行なっています。
海に面して港があり、工業地域も多く、環境未来都市である北九州の地域の未来を考え、 「環境」をキーワードにあらゆる側面からサポート致します。
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Point 1
国内外の船舶廃油の
収集・運搬・処分が可能 -
Point 2
外国船舶に必要な
通関手続きにも対応 -
Point 3
薬品タンクから側溝清掃まで、
目的に応じた化学洗浄も実施
船舶廃油処理
船舶廃油の種類
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ビルジ
船舶の機関室区域などから漏出した燃料油、潤滑油等が船底に流入し、海水等と混ざって油性混合物となったもの
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スラッジ
貨物油艙・燃料油槽及び潤滑油槽の底に沈殿する固形物並びに燃料油、潤滑油の清掃の際に発生する油性固形物
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バラスト水
船舶の航行の安全をはかるため、貨物槽、二重底等に積載した水に油が混入した油性汚水
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タンク洗浄水
貨物油艙・燃料油槽及び潤滑油槽を洗浄する際に発生する油性汚水
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コレクトオイル
ビルジを油水分離器により船内で処理したあとの油性混合物
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スロップオイル
外航タンカーのタンク洗浄水及び水バラストを静置又は重力分離等の方法によって船内で処理したあと、
船内に貯留される油性汚水
化学洗浄
工場内の薬品や油類などの各種タンク、敷地内の側溝や油水分離層の清掃など、施設メンテナンスに関する化学洗浄を行います。
もちろん、発生する産業廃棄物は適正に処理致します。
施工例
- 重油・灯油などのタンク清掃(消防検査対応)
- 薬品タンク洗浄
- 油水分離槽の清掃
- 暗渠・管渠の目詰まり
- 非破壊検査
その他
太陽光発電
当社工場の屋根にて太陽光発電を実施しています。
発電した電力は、再生可能エネルギーとして全量売電しています。
- 出力:30.9kWh
- 推定発電電力:32,629kWh/ 年
- CO2 排出削減量:20.0t-CO2/ 年※
温対法にて公表されている当該年度の排出係数 ( 九州電力 ) にて算出 ( パネル設置や設備維持管理に伴って排出される CO2 は含みません )
環境アシスト
組織の環境・廃棄物分野の目指すべきゴールに向けて、豊富な経験と環境関連資格を保有している『環境アシスタント』がアシスト致します。
内容例
- 廃棄物関連法規
- ゴミの減量化
- 電子マニフェスト
- 廃棄物の基礎知識
- など
実績
- 鉄鋼製造業
- ハウスメーカー
- プラントエンジニアリング業
- 精密機械製造業
- など